対談の配信は終了いたしました 
ご視聴ありがとうございました。
次回の対談は新着情報にて告知いたします。


 

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(特に56kbps以下の低速モデムで接続されている方。回線が混んでいると音声が途切れてしまう場合がありますので。)

[対談を聞く](17分/RealAudio)

音声を聞きながら、ページを参照閲覧してください。
ワークショップ録音なので
「皆さん、3番のページをクリックしてください。」なんて言ってますが、
1ページにまとまっていますので単純にスクロールさせてください。
声が小さくて聞こえない場合は、パソコンのサウンド(ボリューム)を調整してください。
パソコンのスピーカーによっては音がわれる場合があります。


>追加された画像がおかしい(proさん)
日曜に追加した箇所ですね、多分。Mac、Netscape4.0で確認したところ画像がはみ出します。(どうしてでしょうね。)こちらでは、Netscape 4.7 でチェックしていますが問題ないですね。(Internet Explorer は問題ありません。Windowsも大丈夫です。)ソースを見ても、わかりません。Mac版、Netscape4.0に問題があるのかな‥。それとも‥。
すみません、再度チェックしてみます。

>音声がすぐ途切れる(Tanakaさん)
お使いのモデムは、28.8kbpsですね。一応、(56kbpsまでの)低速モデムでもチェックしておりますが、特に回線が混んでいない限り、問題なく聞けると思います。このページを表示しながら(完全に表示しきれていない状態で)、聞いていないでしょうか?負荷が原因かもしれません。WindowsならReal Playerをタスクバーに入れて、ページはスクロールさせるだけ、ではいかがでしょうか?リンクページを参照しながらだと、(28.8kbps‥)途切れてしまうと思います。

>今日の10時でこのページは無くなる?(もえさん)
ページは残りますが、対談(音声)は聞けなくなります。今後、生中継も予定されていますが、諸事情で映像および音声配信のオンデマンド化は未定です。

 

page 3:

コミック「エロとブリタガリ」

エロとブリタガリ

Macromedia FLASH 3 で描かれたデジタルコミックです。1998年9月から1999年3月まで(ほぼ)隔週連載。全14話の公開でした。
第1、2話は、ビットマップの画像をFLASHに読み込んでいます。ALL FLASHワークは、第3話からです。(いろいろ試行錯誤していただきました。)ストーリーの構成については、mov氏の話しをお聞きください。
コミック14話分、全てFLASHで作成するという試みは、とても意味あるものでした。


登場人物 Erroe,Boogie,Funasukin,Beniko,Kart」

>どんなプロジェクトだったの?(Nishiさん)
「BROWN MANGA FACTORY」というプロジェクトで、世界に誇れるコンテンツである”漫画”をWebベースで表現してみよう、という内容でした。1998年9月からスタートして、1999年3月に終了しました。デジタルコミックの作成に「Macromedia FLASH」を選んだのは、解像度に依存しないベクトル系のツールだったからです。パソコンのディスプレイは、640x480、800x600、1024x768などバラバラですよね。表示できる領域が違うと、かなり問題。どんなディスプレイで見ても、同じ品質の絵を表示させたかったのです。それから、単にFLASHで作ってみました、という内容では実証実験にならないので、本格的に隔週連載というスケジュールで進めました。(mov氏にも、かなり無理をしていただきました‥。)コンテンツについては、当時の実験サイト「BROWN MANGA FACTORY」がまだ公開されていますので、ご覧ください。

>movさんの新作を見たい(田尻さん)
コミック作品でしょうか?イラストレーションでしたらmov氏のWebサイト「art break hotel」(http://www02.u-page.so-net.ne.jp/xb3/nobb/)で毎月新作が公開されています。コミックについては、「エロとブリタガリ」以降は作成されていないと思いますよ。リクエストしてみてはいかがでしょうか?

>コミックはどこで見れるの?(Topさん)
当時の実験サイト「BROWN MANGA FACTORY」がまだ公開されていますので、ご覧ください。(作品は、デジタルコミックのコーナーにあります。)

>コミックが見れません?(Topさん)
Flash Player がインストールされているでしょうか?
(御承知かと思いますが、コミックはFLASHで作られていますので‥)Flash Playerのダウンロードは、マクロメディアのWebサイトへ。(インストールの方法も掲載されています。)

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mov氏のスタジオ

mov氏のスタジオ(滅茶苦茶、加工しています)▲

コミック制作は、全てFLASH。(下絵をスキャナーで取り込む作業は無し。)タブレットを使って描いていく。タブレットにセットしたラフ画(紙)とモニタ画面の両方を交互に見ながらの作業です。慣れるとモニタ画面だけでいけるのでしょうか‥。デジタルワークのメリット、苦労したことなどをお聞きください。

FLASHでイラストレーションを描いてみたいと思っている方、タブレットとFLASHは相性いいですよ。是非、試してみましょう。慣れるまでは、イライラします、ストレス溜まります、でも我慢して描いてください。手に馴染んできたら、グンと効率あがります。mov氏は、第4話まで(ナント!)マウスで描いていたんです。モニタの絵を御覧ください。マウスでも、ここまで描けるんですね〜。(プロはなんでも、やっちゃうんです。)皆さんは、最初からタブレット使いましょう。



>マウスで描いたってどういうことなの?(hijiriさん)
ペンのようにマウスを動かしながら絵を描いた‥ということです。図形の組み合わせで描いたのではなく、マウスをペンのようにして‥。作品を見ていただくと、わかるのですが、線はどうしても均一になってしまいますよね。線幅を調整することで強弱を表現しています。カチッとしたキャラクターになっています。

マウスで描いた絵の特徴

現在、mov氏の作業は、キーボード、マウス、タブレットの連係で効率化されています。描画はタブレット、オブジェクト(絵をパーツ扱いした場合)の操作(移動、コピーなど)はマウス、コマンドの選択、実行はキーボード、と必要に応じて使い分けているのです。デジタルワークの基本ともいえるわけですが‥やっぱり入力デバイス(キーボード、マウス、タブレット)に慣れておかなければ自分のタッチは表現できません。「紙に描いた絵をスキャナーで取り込んで、色を付けるだけだから‥」という場合でも、やっぱり入力デバイスの使い勝手は重要なんですね。
あと、タブレットで描くときは、目からタブレットまでの距離、目からディスプレイまでの距離、この関係性に注目してみましょう。ディスプレイの高さ、机の高さ、もっと言えばイスの高さ、も関連してきます。意外と重要なことなんですよ。入力デバイスに慣れるまでは‥。

入力デバイス(キーボード、マウス、タブレット)に慣れておこう

>タブレットはどこのメーカー?(Rinさん)
たしか、ワコム製です。サイズは‥、すみません上の画像を見て下さい。(mov氏に聞いておきます‥。)

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ラフスケッチを描く

コミックのラフスケッチを描く。
タブレットに載せて、ペンでトレースしていくのだが、あくまでもアタリ。鉛筆で描いたときの(イイ感じの)掠れ具合をFLASHでどう表現できるか。mov氏は、さまざまな表現を試みたのです。

悪魔のフリーズ。ファイルが開かない!最初から作り直しだ〜」Mac版ユーザーの方々にはお馴染みの恐いトラブル。mov氏も経験済みです。コメントをお聞きください。


イラストレーション表現

表現[1]イラストレーション
アウトラインが線幅も均一にして描いています。一般的なアニメ画(セル画)タッチになっています。コミックの1コマ、1コマ、がそのままポストカードになるくらいのクオリティで描く‥。イラストっぽさがあって、成功していますね。(線の勢いは、ちゃんと残しています。)

アウトラインカラー表現

表現[2]アウトライン・カラー
こちらは、線に強弱をつけています。動的な感じが表現できています。もう1つ大きな変更点、アウトラインがカラーになっています。この表現は、第10話あたりから導入されています。タブレットで描く際、ペンの力加減を調整。筆圧感知の機能がうまく活かされています。

モノクローム表現

表現[3]モノクローム
第9話では、全編モノクロームの世界を描いています。この話は、とても評判でした。線幅は均一なんですが、線色を工夫しています。空気を感じることができる仕上がりです。FLASHは、彩度(色の鮮やかさ)を自由にコントロールできるので便利です。



>ここにあったムービーのリンク無くなったんですか?(やまさん)
すみません‥現在、リンクを外しております。64kbps以上ないと厳しいようなので、圧縮方法について検討中です。低速モデム用に圧縮すると画像が劣化して、もうmov氏を認知することはできません。(溶けたような画面‥、ここで見た方は納得されるかと思いますが。)あまりに(mov氏に対して)失礼なので、保留させていただきました。

>フリーズして、よくファイルが壊れます(KAZUさん)
Macですね。私も(Windowsでは一度もありませんが)Macでは、けっこうフリーズします。ファイルが壊れてしまったことも数回あります。ただの保存じゃダメみたいですね。(修正情報が記録されていくだけで、ファイルサイズがどんどん増えていきますよね。)私は、必ず(別名で)新規保存していました。作業中にハードディスクがガリガリ動き出したら要注意という感じでしょうか。※フリーズするのは、わりと重い作業の場合ですが。

>絵はどのくらいの大きさで描いているのですか?(佐々木さん)
FLASHの場合は、解像度に依存しませんから、わりと制約なく描けます。このプロジェクトでは、3つのディスプレイサイズに対応させました。(でも‥オリジナルは1つです。)下図のように、パソコンのディスプレイ(解像度)によって、コミックのサイズを選べるようにしました。拡大表示しても、まったく劣化せず(むしろ綺麗になる)、データサイズも増えません。再生するパソコンのCPUによって、動作が重くなる場合がありますので、必要に応じて選び直すこともできます。

 

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アニメーション効果(コマ送り)

アニメーション効果▲

当時、FLASHというソフトは、Webアニメーションツールとして評価されていました。(バージョン3でしたから‥。スクリプトはDirectorで、という棲み分けが成立していた頃です。)コミックとはいえ、まったくの紙芝居では面白くないので、さまざまなアニメーション効果を試していただきました。
mov氏のアニメーションには、ハデさはありませんが”読ませるコミックの演技”として完成しています。ゆっくり画面移動させたり、コマの切り替えで激しさを表現したり、Webの特性をうまく活かしていると思います。(重い処理は極力避けています。ダウンロードの問題というより、再生するユーザーのマシン能力を考慮してるんですね。)
mov氏のお話を聞いてください。

 

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「エロとブリタガリ」場面レイアウト

「エロとブリタガリ」シーン抜粋▲

この作品は、”大人向け”を意識して企画されています。プロジェクトの中で「Webベースのデジタルコミックを公開してみよう!」と決まったとき、”ガロ”がいいね‥という話しになりました。実験なんだから、作家の皆さんには(制約なく)自由に表現してもらおう、ということで。プロジェクトの中期調査で各々の作品に対する情報が集まったのですが、「エロとブリタガリ」は、女性からの反響が大きかったので(正直)驚きましたね。mov氏にいろいろ分析してもらいましたので、お聞きください。

学校の教育プロジェクトとはいえ、多くの方々にアクセスしてもらわないと情報が集まらない、だから「アダルト」作品も必要かなぁ‥という、なんとも軽薄な戦略だったのですが、意外でしたね。mov氏のイラストレーションだからこそ、受け入れられたのだと思います。(心理描写も絶妙です。)

page 8:

音楽(BGM)の重要性

音楽(BGM)の重要性▲

Webベースで展開するコミックと紙媒体のコミックの違い、それは「アニメーション効果」と「サウンド」です。しかも、これらの要素が入り込んでも”アニメーション”の領域には入らないのです。(そもそもデジタルコミックの定義自体、曖昧ですが‥)
mov氏には、音楽もクリエイトしてもらいました。上の画像は、第13話のシーンですが、BGM効果が成功しており、感情移入できます。オンライン配信という特性から、ループサウンドにしなければなりませんでした。mov氏の苦心談をお聞きください。

←mov氏のアトリエにあったオブジェ




>サウンドの形式は何ですか?(Kagaさん)
AIFF形式(←Macユーザーにはお馴染みのサウンド形式)のデータだったと思います。当時は、FLASHのバージョンが3なので、選択肢がなかったんですね。現在のFLASH 5ならMP3も扱えますし、もっと高圧縮でクオリティの高いサウンドを流せると思います。

page 9:

mov氏イメージphoto

mov氏の今後の活動予定をお聞きください。
(上の画像中央は、mov氏が使っているPHS。ゴツくてカッコいい。)

イラストレーターの方、グラフィックにご興味のある方、等々、mov氏が主宰するWebサイト「art break hotel」(↓)をご覧ください。イラストレーションだけではなく、音楽視聴やメールマガジンの発行なども行っています。

FLASHをドローイングツールとして使う試みは成功しました。今回は、3年前に実施したプロジェクトについてのお話(対談)でしたが、FLASHというツールが持つ特性を再確認できたと思います。全14話を見ながら「やっぱり、作品にしなきゃダメだ」と痛感しましたね。FLASHで作ったサンプルじゃ説得力がありません。”あなたの作品を見せて下さい”と言われたとき、どんなものを出せるか‥、すごく重要なことです。(作品数ということでもないんですが。)mov氏の試行錯誤(のプロセス)は、とても参考になります。
よし、僕も(私も)作品つくるぞ!という創作意欲が湧いてきたら、”行動”しましょう。でも、大作はやめておきましょう、挫折してしまいます。予告編、作って力尽きてしまいますよ。〜とにかく、”作品”です。


>もしかして、コミックの素って(匿名さん)
あっ、わかりましたか‥。(って絵のタッチみれば一目瞭然なんですが。)プロジェクトの中に「コミックの素」というコラム連載があります。(小旅行をしながら、コミックのネタ、アイディアを探していこう、という内容。)このコンテンツの取材、文章、挿し絵(もちろん、FLASHで描いています)すべてmov氏が担当されています。ページには、本名が載っていますが、絵を見るとわかりますよね。

アイディアを」探す旅「コミックの素」

page 10:

mov氏のイラストレーション作品

copyright (c) nobuo yamada 2001

mov氏のWebサイトには魅力的なイラストレーションが多数掲載されています。
art break hotel」(http://www02.u-page.so-net.ne.jp/xb3/nobb/
是非、御覧ください。

(※低速モデムの方は、対談を聞き終わってからアクセスしてください‥ね)

 

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