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FLASH GROOVE 2A story about promotion of efficiency

今日の講義をまとめてみましょう。

)ミニゲームの役割が「集客効果」である限り、その需要はなくならない
)世界中の膨大なユーザーを取り込んだメジャーツールFlash で作る意味は大きい
  (話題性において、少なくともFlash ユーザーからの反応が期待できる)
)ミニゲーム作りはFlash アクションスクリプト習得の早道
)公開の目的は自分の技術・センスを提示し、仕事につなげること
)思い付きで作らず、まずゲームの仕様を決める(そういうトレーニングをする)
)リピーター(自分のサイトに何度も訪れてくれる人)獲得の仕組みを考える
  「世界観」「探究」「インセンティブ」「コミュニティ」

あと、Flash の特性を目一杯、活かしたいですね。‥そうです、ベクトルグラフィックスという点です。これは、大きな武器になるはずなんです。

Flash のベクトルという利点を活かしたゲーム作りミニゲームだからといって、画面サイズもミニである必要はありません。大きな画面の方が迫力があるのですから。Webサイトのデザイン上、サイズが限定されてしまうのなら、別ウィンドウで表示できるという選択肢を用意すればよいと思います。

例えば、通常はこの講義ページで表示しているくらいのサイズ、解像度の高いディスプレイを使っているユーザーには、大きく表示。そういう選択を提供する。(右の写真はPowerBook G4 です。)このとき、データサイズやCPUの負荷を考慮しなければなりませんが、ここが制作者の腕の見せどころ。「こんなに大きく表示しているのに、ずいぶん軽く動いてるなぁ」と思わせることができれば、さらに魅力が増します。

ゲーム画面を小さくして、可愛らしく演出することもできれば、ウィンドウ一杯に表示して迫力を演出することも可能なんです。Flash レベルの価格で、ここまで出来るツールはありませんよね。(LiveMotion 2 くらいでしょうか‥。)ただ、先程も言いましたが、考慮しなくてはならないことがある。一番大きいのはCPUの負荷。計算が追い付かなくて、操作性やアニメーションがモタついていたら、ゲームの面白みが半減してしまいます。

ミニゲームを作るためには、さまざまな学習が必要となります。そこが講座の狙いです。パズルでもクイズでも何でもいいんです。ゆっくり、挑戦していきましょう。第二弾を予定していますので。
それでは、最後に‥講義の最初にお話した「Tezuka Osamu@Cinema」の話題、補足します。

▼最新コラム(続き):

>今朝(2/4)の日本経済新聞。「Tezuka Osamu@Cinema」の「ブラック・ジャック」が成功したのは、Flash で作成したことによる、という内容でした。前回の講義で、1万人以上が登録‥と言いましたが、なんと”半年間で延べ8万1,800人の会員を集めた。”が書かれています。ネット上の映像コンテンツ事業としては民放キー局系の動画配信をしのぐ売り上げということです。

‥という記事でした。「ブラックジャック」は月2回の配信で全12話が公開されています。インターネットでこのコンテンツの反響を調べてみると、「絵がきれい」「テレビアニメ並みの美しさ」というのが多いですね。動画のストリーミング配信といえば、RealVideo とかWindowsMediaとか、QuickTime などが代表的です。これらと比較して、「絵がきれい」という言い方になっているのだと思います。

「ブラックジャック」を制作しているコンテンツジャパンの溝口社長は、「ナローバンドにも視聴対象を広げれば市場は一気に2,500万人分も膨らむ」と言っています。私は完全に勘違いしていました。ブロードバンド用のコンテンツだから、56kとか64kでは画面サイズが小さくなると思っていたんですね。

2M(CATVインターネット)と、64k(PHSカード)で比較してみました。画面サイズも絵のクオリティも変わらない。Flash の凄いところです。よく考えれば、当然の話なんですが‥。アクセスすると、まず絵のデータだけをダウンロードする。この間はちょっと待たされます。音はストリーミングですから、絵がダウンロードできたら、すぐに再生されます。64k以下だと、どうしても軽量版(状況が良ければ標準版)を選択することになりますので音質がグッと落ちてしまいます。でも、画質はブロードバンドと変わらない。ここがポイントなんでしょうね。

ナローバンドの人たちも取り込めたことで、”半年間で延べ8万1,800人の会員を集めた”につながったのだと思います。それしか考えられません。重要なのは、ナローバンドの人たちが「絵がきれい」「テレビアニメ並みの美しさ」と評価していることなんですね。「どうせ、うちのモデム環境じゃブロードバンドのアニメなんか見れない」って思うユーザー心理は意外に大きい。それだけに、Web上でこんなに大きな画面、って感動するんでしょうね。私もそう感じました。(Air H" を差し込み、スターバックスで見たんですから。モバイルでも見れるのか‥と。)

まさにFlash たる活用事例、成功例だと思います。有料の壁というのは、ほんとに大きいですから。「ブラックジャック」は成功といえるでしょう。(ネット配信、課金システムの導入、整備にかなりお金がかかったようなので、儲かったかどうかは‥。)

ザッピングなどのインタラクティブな仕掛けについての評価はあまり出てきませんでした。面白いとか、面白くない、という意見が聞こえてきません。個人的には、ちょっと煩わしい感じがしました。楽しむとすれば、1回観た後ですが、なかなか行動に移りません。アニメとは切り離したミニゲームは楽しめました。

皆さんの御意見も聞かせてください。

[2/4 講座終了後の雑談にて]

皆さん、お疲れさまでした。次回(12日、火曜日)は、「オブジェクト指向」の続きです。
Flash の基本を再度、振り返ってみます。

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