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▼ 皆さん、大変ご無沙汰しております。(※オンラインの方々には、テキスト中継という形になりますので、ご了承ください。) ▼ [仕事は生き物、進化は止まらない] 私は、仕事でクリエーターの方々とよくお会いします。毎回、名刺交換をするわけですが、いろいろな肩書きがあるんですね。Web関連だけでも、Webデザイナー、Webプログラマー、Webディレクター、Webプランナー、Webオーサリングエンジニア、等々。でも、実際おこなう作業領域はかなり重なっているようです。Webデザイナーと名乗っていても、JavaScript やJava を得意とする人がいます。逆に、プログラマーでも画像処理を込みで作業している人がいる。「FLASH 5」がリリースされてからは、さらにクロスオーバーしてきた感じです。絵を描いていた人が、ActionScript の達人になってしまって、そちらの仕事がメインになった、なんて話しもよく聞きます。こういう状況は、学校としては非常に困るんですね。どうカリキュラムを作っていいのか悩んでしまう。グラフィック、アニメーション、プログラミング、全部やります‥と言いたいところですが、専門レベルで全てカバーできる先生がいないという問題がでてきます。 もう十数年前になりますが、当時一番人気だった「Macromedia Director 講座」のときも同じようなことが起こりました。スタート時は、マクロメディア社ではなく「マクロマインド社」で、ソフトも「ビデオワークス」でした。その後、「ディレクター」に進化し、「スタジオ」と「オーバービュー」という2つのオーサリングモードを搭載したのです。ここまでは、よかったのですが「Lingo」というスクリプト言語が大幅に拡張され、スクリプトを記述するという学習が追加されてから、何でもやらなくてはならない状況へ進んでしまった。でも、この頃はCD-ROM コンテンツ制作がバブルのときで、毎日何本も求人(というより仕事の依頼)がきていました。「ディレクター」の使える学生さんは、アルバイトというレベルを超えた作業を具体的にこなしてしました。 ‥ということで(当然)卒業後の就職にも有利ということで、何でも学ぶ講座を運営していました。 問題はその後です。マルチメディアブームが去り、CD-ROM も単なる”入れ物”ということが分かってしまってからは、どんどん仕事が減ってきました。そして今度は、インターネットブームが到来。モザイクというWebブラウザを手に入れ、HTML 講座をスタートしました。求人が増えてきたのは、「Netscape 2.0」がリリースされた辺りからです。困ったのは、クリエーターの方々。CD-ROM タイトルのオーサリング仕事が減って、Webページデザインの依頼が爆発的に増えてきたからです。「HTML 覚えなきゃ!」ということで、学校に戻ってきました。(実際は、仕事を終えて夜こっそり学校に来ていたのですが。)今度は、インターネットバブルです。1ページ1〜3万円くらいです。送られてきたメールの原稿をコピー&ペーストするだけでも1ページ1万円。だから、すぐに100、200万くらいの仕事になっていました。 しかし、いいことは長く続かないんですね。アドビ社の「PageMill」というWebページ制作ソフトがリリースされた頃から、ページ単価も下がってきました。HTML を完璧に習得しなくても定型ページなら簡単に作れるようになってしまった。HTML をきちんと把握している人には、当然のことながら仕事が集まりますが、テンプレートに流し込むようなページ制作が圧倒的に多かったので HTML を知らない「PageMill」使いの人たちも仕事をどんどん受注していました。この頃でしょうか、「1ページ1,000円でやります」なんて広告をうつ会社が出てきたのは。某大手広告代理店の人が試しに発注して、そこそこの仕上がりに驚き「なんだ、できるんじゃないか」と怒っていたことを思い出します。あくまで、(テンプレートが提供された)定型ページ制作に関してですが‥。 この間、学校では「HTML 講座」、「HTML 2.0 講座」「HTML 3.0 講座」(←バージョン3.0は破棄されましたが‥)「HTML 3.2 講座」「HTML 4 講座」‥と、講座カリキュラムも頻繁に変更され、「Shockwave 講座」や「Webグラフィック講座」「ストリーミング 講座」「Java 講座」「CSS 講座」など幅広く分岐していきました。そして、現在最も人気のある講座が「Flash」という状況です。その「Flash」も、そろそろ新しいバージョンの噂が飛び交う時期になってきました。私たちは、講座を企画するとき、3年くらい先のことをイメージします。日進月歩の業界ですから、流行りをおさえるだけの内容ではノウハウが継続されないからです。未来をイメージするためには、過去のことを調べます。今日は、17、18年前を振り返ってみます。 |
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