FLASH GROOVE 3 Diary

写真:書店のコンピュータ書籍売り場

3/31(水)晴れ

暖かい1日、気温23度まで上昇する。桜も満開だ。
Part-2 のゲラが届いた。手応えを感じながら‥引き続き、確認作業。
今日から始める Flash MX 2004 簡単入門」が発売された。このページの書籍コーナーでも紹介。(付属CD-ROMに収録されている作品集は、なかなか面白かった。5ページも使って紹介するくらい”売り”になっている”おまけ”である。)これでFLASH MX 2004 の本、9冊目である。まったく予想通りのペース。来月は、4冊ほど出版されるようなので、多めに見積もって(4月は最終的に)15、6冊になると思う。
書店のスペースは、いよいよ厳しくなってきた。FLASH MX 2004 の本でさえ、溢れてしまい‥棚に入れられている状態だ。大型書店はわりと覗いているが、現在出ている9冊すべてを置いているところはないのだ。こうなると、もはや営業力。オンライン書店だって、これだけ数が多くなると、実績のあるシリーズ本くらいしか目立たない。どうしても評価が揃うまで時間がかかる。本は、ソフトウェアのように体験版がないので、個人ユーザーの多くは書店で実際に手に取り、内容を確認するのだ。 もし、目当ての本が書店になかったら? 注文する、オンライン書店で買う、とりあえず他の本を見る‥?(ちなみに、アフェリエイターによる「口コミ」効果、つまりアフェリエイト経由で売れるのは10%くらい。将来は、20%を超えると言われているので、もしそうなったら無視できない。)
なかなか厳しい状況‥とはいえ、Fireworks やDreamweaver、GoLive の本よりは動くのだから、恐るべしFlash 本である。Java プログラミングに長けているテクニカルライターが、ActionScript 本の凄いやつを執筆中という話も聞く。異端児扱いのActionScriptは、デザイナーが習得する言語という見方をされ、企業セミナーの企画としては成立しにくいものだったが、多少‥状況は変わっているようだ。Java 系の人が、Flash本を手掛けるというのは、そういうことだろう。モノクロでガチガチ硬派なスクリプト本が出てくると思う。
この出版ラッシュ、もうしばらく続くのではないだろうか。

写真:本のゲラ

[Part-2 のゲラが届く]

写真:本の表紙カバー完成

3/30(火)曇りのち雨

今日は朝から曇り空。夕方から雨、夜は激しく降る。
担当のTさんからメール、完成した表紙カバーの画像を送っていただいた。実際のカバーは、ペット加工(PETボトルの素材[ポリエチレン・テレフタレート(Polyethylene Terephthalate)]でコーティング)されるのだ。
そして、遂に本「速習Webデザイン FLASH MX 2004」の発売日が決定した。(価格、ページ数、初版部数なども決まった。)これで、最後のスイッチが完全に入った。とにかく、発売日(というより下版させる日)からの逆算で行動しなければならない。
他のアプリケーション本やWebデザイン系の類なら、短期間で執筆できるのに、なぜかFlash に関してはうまくいかない同業者が多いようだ。同じくFlash 本を執筆中の○○さんは、「多分、みんなハードルが高すぎるんだよ」と言っていた。同感である。MX だけで、50冊以上も出版されたメジャーツールの本、多くの著者はいつもよりハードルを高くしているはずだ。(たとえ人気シリーズであっても、今回ばかりは単なる改訂版では厳しい、というのが共通認識である。)執筆に時間がかかっても順調に進んでいれば良いが、モチベーションを維持できない状況に陥っているとマズイ。自分の場合、こういう日記を公開しているので、たくさんの人から意見メールをいただく。それが、意外に救いになっている。この路線でいいんだ、と思えることが多いからだ。

写真:FOMAパケット定額制の新聞広告

写真:中野ブロードウェイ

3/29(月)快晴

今日も快晴。気温21度、暖かい1日だった。
‥らしい。某所にいたので実感できず。おかげで、作業は夜からになってしまう。本のゲラのチェックと残っている図版作業などを進める。
FOMA のパケット定額制が6月からスタートする。ケータイサイズのリッチコンテンツ流通にとっては、有り難いサービスである。ユーザーよりも開発者の方が喜んでいる。
昨日、久しぶりに中野ブロードウェイへ行った。ここは、20年近く前から通っていた場所だ。それにしても、サブカルチャーとして扱われていたコンテンツが、本流になってしまうとは夢にも思わなかった。現在は、日本の重要な輸出品であり、国策になっている。「まんだらけ」は、現在7店舗だが、3年以内に(総額10億円を銀行から借り入れ)全国25店まで増やすそうだ。今月中にUFJ銀行と西武信用金庫から5億円を調達する。
注目してほしいのは、中古漫画および玩具販売店に10億円融資されるということだ。まずは、まんだらけのWebサイトを見てほしい。5ヵ国語に対応している。”世界商品”を扱っていると、当然こうなる。中野ブロードウェイの3F、4F をブラブラしていると、海外から買い付けにきた人を度々見かける。
さて、最初の”おたく(←もはや死語)”世代というのは、現在40代である。実は、私も同じ世代だ。この世代が、最近、各業界で権力を持ち始めている。(まぁ、そういう年齢であることは間違いないのだが。)懐かしい漫画やアニメが映画化され、数十億の制作費が集まる。自治体が積極的にアニメフェアなどを開催する。役所で中心的に動いている職員は、やはり40代が多い。とにかく大きなお金が動く。(世代交代によって)決定権を持ち始めた40代が動き始めたのだ。世界で注目されてきたことも追い風になり、勢いは増すばかり。我々世代は、50歳になっても60歳、70歳になっても、漫画を読むしアニメも見るだろう。なぜなら、各世代に対応したコンテンツを開発していくからだ。例えば、70歳が読める漫画を描くし、アニメも制作するだろう。
若い人たちは、ひと味違ったセンスで活躍しているので、若干の溝があるかもしれないが、世代はあまり関係ない。はっきり言って”個人差”でしかないと思うのだ。クリエーターの集まりで感じるのは、年齢層の広さである。クリエイティブに引退はない。(体力勝負からは引退しないといけない。ここが意外と重要なのだが。)

写真:カフェで作業中

3/27(土)〜28(日)快晴

久しぶりの快晴。気温も高く、暖かい。春を感じる。‥が、まだ菜種梅雨は終わっていない。どうせ、来週また雨が降るのだろう。この時期は油断できないのだ。
土曜、打ち合わせの合間、カフェでゲラの確認。本としての手応えを感じる。
日曜、 クリエーターでもないのにクリエーターの集まりに参加する。自分がどんな立場になろうと、現場で活躍する人たちとは接していたい。どんなにネットで完結する仕事が増えても、完璧に効率化することは危険である。同業者のつながりに高いメリットがあるクリエイティブ業界では、無連帯は避けた方がいいのだ。人間嫌いの場合は別だが、人と会うのが面倒‥くらいなら、多少の我慢が必要だと思う。自分の性格と相談しながら、無目的会話(雑談)するべきだ。気分がハッピーな時なら、積極性も増すはず。
クリエーターの方々に、Flash によるコンテンツ制作について、いろいろ聞いてみた。何か、ワクワク感が薄らいでいる感じ。CD-ROM コンテンツ制作ブームの末期に似た状況を感じてしまった。(要は、協業体制が洗練されてきたのだ。デザイナーの作業が明確になると、途端につまらなく感じてくるものだ。)テクニックのネタ切れとFlash 環境の複雑化も影響している。日進月歩のテクノロジーに依存するインターネット・ツールの性である。しかし、この過程があって、また新しいムーブメントがやってくるのだ。Flash に関して言えば、遅れてやってくるユーザーがまだまだ増えるので、(商品として)そう心配することはないだろう。
東京地裁は、読売新聞の請求を棄却した。「デジタルアライアンス」のトップページで流しているニュースの見出し(Flash ムービーで作られている)が、読売新聞サイトのニュース見出しと同じ(もしくは酷似)だったのだ。東京地裁では「ニュース記事の見出しは著作物に当たらない」と判断。つまり、客観的な事実か、事実にごく短い修飾語を追加しただけなので創作的表現ではない、ということ。読売新聞は控訴するようだ。

写真:打ち合わせ後の新宿

3/26(金)雨のち晴れ

午後から晴れて良かった。今日は、打ち合わせ、会議など外出仕事を集中的にこなす日だ。だから、作業(デスクワーク)は、ほとんど中断してしまう。電車で移動していると感じるのだが、警備が厳重である。鉄道警察や職員の数が異常に多かった。
本のゲラ(Ready 、Part-1 の分)が届いた。見事に編集されている。私は、原稿と図版を送っているだけなので、こうやって仕上がった本のレイアウトを見ると、すごく安心するのだ。前書「速習Webデザイン FLASH MX」から、ほぼ完全にバージョンアップしている。全面改訂である。ゲラの本格的なチェックは、明日から。
打ち合わせの合間、家電量販店などに寄る。DVDの売り場へ。なんと、レジには行列。DVD売り場だけでレジ3ヵ所、3人が対応している。店員さんが「金曜は売れるんですよ」と言っていた。売り場のスペースには、空のケースを置いているだけ。レジで作品名を言って購入する、というシステムだ。(万引き防止もあるのか? だけど短時間で売れていく商品の補充作業はかなり手間、やはり省力化ということだろう。)
そういえば、VHS のソフトが無くなってしまった。まだリリースされているはずだが、もう売り場がない。映像ソフトに関しては、ほぼDVDに移行したと言ってよい。レーザーディスクが消えてしまって、膨大な作品をコレクションしていた人は泣いた。でも、DVDでコレクションし直している人も多かったりする。

写真:本のゲラ

[Ready とPart-1 のゲラが届く]

写真:ハードディスクのメンテナンス

3/25(木)曇りのち雨

某オフィスにて作業中、回線速度が低下。ダウンロードに時間がかかりすぎてWebページの閲覧が苦しくなる。「BNR スピードテスト 回線速度計測」サイトで現在の下りの速度を試す。と同時に、本来の速度に戻る。(一体、何だったんだ‥計測されるのを嫌ったか?)BNR スピードテストは、そこそこ信頼性が高く便利だ。実は、この計測の仕組み、Flash ムービーで作られている。(だから、計測には FlashPlayer 必須である。)
本「速習Webデザイン FLASH MX 2004」の作業、引き続きPart-4 後半(Lesson-6、7)、若干の修正、図版作成など、2時間くらい。
嫌な予感がしたので、作業を中断してハードディスクのメンテナンス。作業が慌ただしくなると、必ずトラブルが起こる。普段何も起こらないのに、急いでる時に限ってトラブルのだ。代表的なのが、ハードディスク。データのバックアップと定期的なメンテナンスは、無理してもやっておくべきだ。(まぁ、けっきょく何も起きないのだが。メンテナンスしたから起きなかった、と思うようにしている。)
今日、東京・三鷹の消防研究所で大型レスキューロボット「T52援竜」の発表があった。操作デモも行われたようだ。近い将来、こんな大型ロボットが、災害現場で活躍するのか。実用機は、年内開発だ。もっと驚いたのは、家庭用ユーティリティロボット「番竜」という商品である。もちろん、このクラスのロボット販売は世界初だ。価格は、198万円。家庭用なので、ローンでも購入できる。

写真:漫画「バガボンド」単行本

3/24(水)雨

午前中から冷たい雨。傘を忘れてしまい、濡れてしまう。(また風邪をひきそうだ。)週末は晴れるようだが、来週また雨。菜種梅雨は続く。
本「速習Webデザイン FLASH MX 2004」の作業、引き続きPart-4 後半(Lesson-6、7)、若干の修正、図版作成など。昨日あまり時間がとれなかったので、若干遅れてしまった。平行して、付録ページなどの執筆用材料も集めておく。付録のチュートリアルムービー制作もそろそろ始まる。下版までのスケジュールが確保できたので、加速するのだ。
発売日の問い合わせを多々頂くようになった。本の発売に関して公表しているのは、(実は‥)この日記ページだけなので、まだ出版社のサイトに情報はないのだ。制作中なので、書籍名だけ公開可能となっている。発売日は明確には書けないのである。来月であることは間違いない。‥と書いてしまってよいのか。(←書いている)
今日、ソニーは来月から電子書籍事業をスタートさせると発表した。来月24日、本を閲覧するための専用端末「リブリエ」を発売する。多分、4万円前後。書籍は、売り切りではなく、レンタル方式を採用。1冊の閲覧期間を2ヵ月とした。これは、出版社などへの配慮である。業界の理解なくして成功はあり得ない、と考えているのだ。松下陣営は、売り切る方式。専用端末は「ΣBook」。(1/30の日記で紹介。)
コンビニで買い物。レジ袋の中に覚えのない単行本が入っていた。「バガボンド」という漫画。(買い物かごに、どういうわけか入っていたようだ。)返品しようかと思ったが、524円なので、まぁ損にはならないだろうと、そのまま帰る。それより、帯に書いてあった”3700万部突破”に注目。3,700万部!これは19巻までの累計だ。(いやらしい話だが‥)10%の52円として印税額を計算すると、1,924,000,000円である。(7%でも、1,332,000,000円。)出版社の利益を考えたら‥新社屋が建ってもおかしくない。いろいろ調べてみると、「ドラゴンボール」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「ドラえもん」「SLAM DUNK」が、1億部(累計発行部数)を超えている。1億部だ! 海外出版も含まれていると思うが、それにしても凄い部数である。初版部数で見ると、「ONE PIECE」という作品の25巻が、254万部である。初版で254万部なのだ。「SLAM DUNK」の21、22、23巻が各々250万部、「ちびまる子ちゃん」の7巻が、238万部である。
‥この話題は、ここまでにしておこう。

写真:ユニクロ、食品販売撤退の記事

3/23(火)[午後]曇り

夕方、機器(回線?)のトラブル。作業、夜まで中断。
ユニクロ、黒字化を見込めず、食品販売撤退。高級野菜の販売というのは、自分には縁遠いサービスだったけど、別な視点で注目していた。残念である。
トップページに「当サイトは、4月末で終了」という告知をしたので、今まで公開していたオンライン講座なども無くなるのか? というメールを多数頂いた。実は、まったく逆で、本格的にオンライン講座を始めるために終了するのである。dream render というサイト、姿形は変わるが無くなるわけではない。(簡単に言えば、の個人サイトに成り下がる?のである。)法人絡みの方は、eラーニング事業化を前提に新たなサイトとして堅く堅く‥運営される予定だ。
Macromedia Flash Mx 2004 Actionscript 2.0 Dictionary」(著者:Macromedia /24.99ドル(アマゾンで買うと、2,329円))が、わりと売れているようだ。これは、Flash MX 2004 のヘルプ(ActionScript 辞書)を本にしたもの。もちろん、英語。日本語訳のヘルプに多々問題があるので、英語版の”本”が売れるという少々‥皮肉な結果。やはり、辞書(本)を手元に置いておきたいと思っている人が多いようだ。ヘルプの辞書部分すべてをプリントアウトする(あまり、いないと思うが)ことを考えたら、本の価格2,329円は安い。スクリプトの辞書というのは、昔ならアプリケーションのパッケージに付属していたもの。CD-ROMで供給されるようになって、電子書類(PDFなど)に変わってきた。今は、オンラインヘルプだ。まぁ、アプリケーション自体のダウンロード販売が増えているので、本は別売りになる運命なのだが‥。
‥ということで、ヘルプ並みのボリュームでActionScript 辞書を出版したら、「とりあえず、手元に置いておきたい本」だから、そこそこ売れるはずだ。
タワーレコードが新会社「NMNL」を設立した。 新たな収益事業の創出(第二の収入源確保)を目的に運営される。マーケティング業務の他、全国62店舗が発掘したアーティストのCDも制作するそうだ。タワーレコード”店舗発”のアーティスト育成とは、なかなか面白い事業だ。

写真:Part-4 後半の作業中

3/23(火)[午前]曇り

本日、曇り(時々晴れ)。明日は、また雨。嫌がらせとしか思えない天候が続いているが、体調管理だけは怠らないように。
本の作業、引き続きPart-4 後半(Lesson-6、7)、若干の修正、図版作成など。
コラムでFlash の競合製品に触れようとしたが、見当たらない‥無いのだ。Flash 5 のときには、Adobe LiveMotion (昨年11/16で販売終了)が対抗馬として比較可能だったが、現在のFlash は総合開発環境という括りで見なければならない。だから、ToonBoom Studio などは、むしろFlash のミドルウェアになってしまう。もはや、アニメーションツールという視点で比較することはできないのか?
FreeHand やFireworks には、手強いライバルがいるので、例えば‥Flash のペンツールを安易に強化できない。カニバリによって、FreeHand が売れなくなるかもしれない。Flash のペンツールを(FreeHand のペンツールより)どのくらい劣るものにすれば良いか、この調整が難しい。同様に、Flash にビットマップ対象のフィルタ機能が搭載されたら、Fireworks に影響が出るだろう。ファミリーの絆は固いのだ。生かすなら、”連携”という道しかない。Adobe Illustrator CS のベクトル3D 機能搭載などは、Adobe Dimensions 引退勧告に等しい。(私は、Dimensions ユーザーである。)

写真:冷たい雨が降る

3/22(月)[午後]雨

午後、スタジオにてデスクワーク。Part-4 後半、若干の修正、図版作成など。
インプレスが「リーディングスタイル」という新会社を今月末に設立するそうだ。電子書籍のプロモーションおよび販促キャンペーンなどを手掛け、出版社や書店から広告収入を得る。電子書籍の市場拡大、需要掘り起こしが狙いだ。インプレスは同時に電子書籍の普及促進団体「次世代読書フォーラム」(仮称)を立ち上げる。ちなみに、小学館や紀伊国屋書店などは、このフォーラムに参加することを決めたようだ。
電子辞書のような圧倒的な実用性とは比較できないが、可能性はある。インターネットの普及によって、ディスプレイで文章を読むことに(強引に‥)慣らされているからだ。歴史を紐解けば、人間の”慣れ”と技術の進歩によって、スタイルが一変する事例をたくさん見ることができる。
「ぴあ」が、女性誌「COLORFUL」を創刊する。10月7日創刊予定で、税込み500円、各回10万部発行という計画だ。同社は、20〜30歳代の未婚女性を将来の電子チケット主要ユーザーと捉えており、早期に囲い込みたい狙い。ぴあの主力誌は「Weekly ぴあ」だが、20〜30歳代の未婚女性は不定期読者層なのだ。初の女性誌を創刊して、なんとか囲い込みを図りたいということだ。
”囲い込み”によるユーザー独占といえば、Webブラウザの無償配布が分かりやすいが‥例えば、アプリケーションソフトのアカデミックプライス(Academic Price)なども同様だ。大幅な割引で、教員や学生を”囲い込む”という捉え方。先生が「このソフトを授業で使うぞ」と決めたら、学生もそのソフトを使うことになる。学生は、将来の正規版ユーザー予備軍。だから、まず先生に対してアプローチしなければならない。無料セミナーなどに来てもらって体験してもらうのだ。(とにかく「Adobe Creative Suite を学ぶ講座を提携3社のスクールで開設」のように仕掛けていく必要がある。とても重要なことなのだ。)学校価格を見ると、Flash MX 2004 は、12,000円(通常58,000円)、Adobe Photoshop CS は、39,800円(通常96,000円)、Adobe GoLive CS は、9,200円(通常24,800円)といった感じである。この価格で買える人が、日本全国に何人くらいいるか? そういうデータを見ていくと、企業が実施しているキャンペーンなどの意図が学べるのだ。
私の実感だが、Flash MX 2004 のプロフェッショナル版ユーザーは、あきらかに学生の方が多い。身近なデザイナーの多くが、まだアップグレードしていないという状況なので、当然なのだが。アップグレード代はそれほど高くないのだが、ためらっている。(製品のインパクトが今一つ届いていないようだ。)解説本にしても「学校向け」というキーワードがチラホラ見えてくる理由は、こういう微妙な時期(正規版ユーザーのためらい時期)に影響している。

写真:冷たい雨が降る

3/22(月)[午前]雨

やっぱり雨。10時くらいから降り出した。急遽、午前中に打ち合わせ。午後は、雪に変わりそうなので変更させていただいた。午後からは、スタジオで本の作業を進める予定。
今日、「マクロメディア、ヴィジョネアと「エンハンストDVD」の共同開発と普及に向けて協業」について発表された。日経新聞朝刊にも出ていた。詳しくは、ヴィジョネアのプレリリースを参照してほしい。エンハンストDVDという切り口で、Director MX 2004 を盛り上げる、Director 復活なるか。マクロメディアが、過去に提唱していた「Shocked CD」に相当するアプローチがなければ、アップグレードは控えようと思っていたのだが、若干‥期待できる状況になってきた。鍵となる「DVDMAGIC」というテクノロジーはどんなものか。ヤフーBBマガジンに付いているCD-ROMを見ると、その技術がわかる。(ヤフーBBマガジンは、コンビニでも売っている。)
木曜の日記で紹介した「YETI SPORTS」サイトのFlash ゲームコンテンツが評判いい。ゲームバランスがほんとに良いのだ。ミニゲームの条件を満たしている。キャラクターゲームのデザインといえば、東京大学が、ゲーム(およびアニメの)クリエイター、プロデューサーを養成する、新しい教育研究体制を秋に整備すると(今月9日に)発表した。取得単位の一部は、卒業単位などに使用できるかもしれない、という。詳細はまだ発表されていない。東大卒のゲームクリエーターが登場する日も近いのか‥。詳しくは「首相官邸」サイトへ。トップページの検索欄に「コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム」と入力すれば、PDFファイルダウンロードのURLが表示される。

写真:外出作業用のシグマリオン2

3/21(日)晴れ

今日は、なんとか晴れた。しかし明日は雨らしい。まぁ、この時期はしかたない。
昨日、風邪をひいたので本日は自堕落をOKとする。(おかげで夜には回復。)
外出先での作業はノートパソコンを使うが、電源確保が難しい場合は、シグマリオンIIを持参する。丸1日使ってもバッテリが切れないのだ。(当然だが、Flash 作業はできない。)シグマリオンIII なら、Flash Player 6 for sigmarionIII があるのでFlash 再生可能だが、残念なことに3月31日で配布終了となる。
昨日の午前、FOMAが使えなかった。接続しにくい状態が続いたのだ。メールチェックは、ほぼ90%、ケータイに依存しているので(祝日の朝だから小規模な工事でもやってるのか、と我慢したが、)イライラしてしまった。
キリンビバレッジは、昨年から”30分ルール”という苦情対策を実施しているそうだ。(日経新聞のコラムより。)苦情があった場合、担当者は30分以内に消費者へ連絡するというシステムである。(富士通のCRMシステムで実現)企業にとって、怖いのは(対応が遅い、等の)二次クレームである。クレーム対応に不満を持った顧客が流すネガティブ情報は、非常に強く、満足した情報より売り上げに影響する場合がある。実は、eラーニング事業でも、徹底しなければならないのは、ここなのだ。お客様(受講者)相談窓口のシステム構築がとても重要となる。昔は、自分でトラブルを解決できるスキルの高いユーザーが多かったが、今のようにネット環境のインフラも整備され、一般のユーザーが増えてくると、対応は数十倍大変だ。(逆な見方をすれば、やっとeラーニング事業を始められるネット人口になってきたということだが。)
FOMA SH900i だと、PDFファイルも閲覧できると聞いた。とうとう携帯電話で電子文書も読めるようになったのか、と驚いた。(喜ぶユーザーは限定されるが‥。)調べてみると、Word やExcel、PowerPoint(ppt)も表示できるようだ。QVGAの解像度があるので、かなり鮮明だ。(SH900i は、シャープ製品なので、LCフォントが搭載されている。)

写真:寒くて冷たい雨

3/20(土)雨、低温

春分の日、お彼岸、お墓参りの車で道路は渋滞だ。寒い、とにかく寒い1日。そして、久々にまとまった雨である。冷たい雨だけではなく「積雪に注意」などというニュースもあった。夕方になって、気温3度まで落ちていた。雨に濡れ、暖房の効いた場所で打ち合わせ、そしてまた雨に濡れ‥と体を揺さぶり過ぎたので、夜は当然、風邪気味である。納得の風邪で気分がいい!くらいだ。(早寝しておこう‥。)
‥ということで、本の作業は少し進んだところで中断してしまった。
映画「デビルマン」のサイトが修正されていた。ページ全体(Flash ムービー)があまりに重たく、かなり不評だったので、作り替えたようだ。今度は、ビットマップのトゥイーンやアルファなどの重たい処理を止め、フラットな素材(シルエットなど)で構成している。改善され見やすくなった。ただ、映画のプロモーションサイトなので場面転換の度に、メニュー文字が飛び交うような演出は無くてもいいのかな、と思ってしまう。例えば、映画「キャシャーン」サイトのようにFlash 無しの方が、閲覧しやすいような‥あくまで個人的な感想。実は、「キャシャーン」サイトも初期はFlash ムービーで一部のページを構成していたが、やはり不評で現在のHTMLベースに落ち着いたのだ。これは、新製品などの特設サイトでも言えることだが、閲覧者が欲しいのは、その映画や商品の情報だ。だから、公開されるまで(あるいは発売されるまで)何度もサイトにアクセスする。その際、サイトの過剰な演出が、煩わしさに直結してしまう危険性があるのだ。少なくとも、ナビゲーションなど、メニューの動的表現は抑えた方がいいと思うのだが。

写真:ROMANDO ROLLの移動販売車

3/19(金)快晴

寒いけど、快晴。3月中旬から4月頃までは、菜種梅雨の時期である。そもそも曇り空が多く、草木にとって恵みの雨を降らせる期間なのである。今日は晴れたが、明日は雨という予報。明後日、日曜は晴れるだろう。でも、月曜は多分、雨が降る。そういう季節だ。
明日の雨は打ち合わせを避けたいので、今日集中させる。ノートパソコンを持参したので、場所を確保できれば、作業も平行して進められる。(‥と思っていたが、甘かった。)
マネーの虎で資金を獲得して有名になった「ROMANDO ROLL」に寄ってみた。寒いのに、そこそこお客が並んでいた。このサイトの日記は、ドキュメント番組を見ているようで、なかなか楽しいのだ。余計なネタを盛り込まず、絞っているのが良い。
本の作業は、引き続き原稿の編集である。編集担当のTさんとメールでやり取りしながら、本(商品)の仕様にあわせてスリム化していく。ある意味、最も重要なプロセスかもしれない。映画だって素晴らしい映像が撮れても、編集で失敗する場合がある。映画には、DVD(ディレクターズ・カット版)というもう1つの発表の場があるが、本にはないのだ。(まぁ、でも問題なく順調に進んでいると思う。)
ロード・オブ・ザ・リングは、通常版の他にエクステンデッド・エディション(特別編集版)も発売して話題になった。第一部は約30分、第二部は約40分も映像が追加されているのだ。短編映画1本分も多いのだから驚く。劇場版は重要なシーンが多々カットされているので、特別編集版はとても分かりやすいということだ。とはいえ、当然、購入層は限定される。人気のある映画はこういう”ファンサービス”もできるのだ。
NTTコミュニケーションズとオンライン書店のアマゾン(日本法人)が、新しいサービス「Blogzine ブログ人」を始める。(サービス開始は30日(火)から。)このブログで個人が本や音楽CDを紹介、関心を持った人が(リンクするアマゾンのサイトにて)その商品を購入すれば代金の3〜5%が紹介した個人に支払われる。よくあるアフィリエイト(紹介手数料支払い)のシステムだが、ブログの1機能として標準搭載しているところが面白い。その他、スパム・コメントの防止機能、ドメインマッピング機能なども追加搭載していくそうだ。月額250円を払えば、OCN会員以外でも利用できる。ちなみに「ブログ人」は、TypePad ベースである。余談だが、アマゾンが使っているアソシエイト(Associate)と、広告業界で使われるアフェリエイト(Affiliate)は(成果報酬型の基本的な仕組みと捉えれば)同義である。私も1つの解説文に混在させてしまうことがあるのだが‥。

写真:ガチャポンのコーナー

3/18(木)雨、低温

とても暖かい朝だったが、午後2時の気温、なんと7.6度。お昼は、17度あったのだ。さらにさかのぼって深夜2時の気温は、18.2度。お昼の気温から10度も下がったことになる。風の向きが南西(お昼頃まで)から北東(午後2時)に変わったからだ。
Part-1、Part-2のゲラが来週前半に届くことになった。(本書は、Part-5 まである。)本の一歩手前という状態で見られるわけだ。ゲラを手に取ったら、さらにスイッチが入るだろう。読み込みながら、各レッスンのまとめ原稿も書くのだ。
クリエーター系のBBSで話題になっているという「YETI SPORTS」サイトを見た。このサイトで公開されているFlash ゲームがなかなか良く出来ているのだ。ミニゲームの条件をほぼ満たしていて、とてもバランスがよい。ゲームセンス抜群!である。(話題になってるので、ほとんどの人は知っていると思うが、)Flash でミニゲームを作っているクリエーターさんは是非とも参考にしてほしい。
打ち合わせの合間、ケータイでメールをチェックしていたら、某社から「”ガチャポン”をモチーフにしたインターフェースをFlash で作ってほしい」という依頼が届いていた。ガチャポンが何なのか分からなかったので、知人に聞いたら「これです」と言われた。なんと、立っていた場所に設置されていたのだ。これをモチーフにするのか‥なかなか楽しそうだ、と思ったが、素人がデザイナーの真似事をするわけにはいかない。プロのデザイナーを紹介することにした。それにしても、こんな子供の来ない場所に設置するとは‥。ん? なるほど大人向けか。経済アナリストの森永卓郎氏が、日経のサイトで「キャラクターと大人買い」について書いていた。

写真:強烈な南風が吹き荒れる

3/17(水)晴れ、強風

南風が暖かい空気を運んできた。しかし、猛烈な強風である。ゴォーという唸り、乗っている電車も揺れる。目を開けて歩けないくらい強烈である。
本の作業、編集担当Tさんとのコラボレーションは続く。(最近は、この1行を書くことで済ませてしまっている。さすがに今のプロセスは事細かに書けないのだ。)
リンクの流れでたまたま閲覧した「セサミストリート」のサイトに”放送終了のお知らせ”という告知がった。えっ、あのセサミストリートの放送をやめる? 少し驚いた。NHK は、1971年から30年以上も放映してきたのだ。(約140ヵ国に配給されている同番組は、非営利組織である Sesame Workshop が制作している。)
調べてみると、4月でNHKとは契約が切れるそうだ。その後は、ウィーヴ(アニメ企画制作の会社)とアサツーディ・ケイ(広告代理店)などが組んで、日本語版を制作するというのだ。日本だけのオリジナルキャラクターも登場させるらしい。どうやらテレビ東京と交渉しているようだ。(うまくいけば秋から放映開始。)おまけに、ソニー・クリエイティブが持っていたキャラクターグッズ販売権も切れるので、商品化権も手に入れた。ブランドをうまく生かして、新たなソフトとして発展させることができるか、注目である。

写真:Adobe e-Learning のサイト画面

3/16(火)晴れ

本の作業、編集担当Tさんとのコラボレーションは続く。
今日、以前から気になっていたアドビのe-Learning サイト「Adobe Creative Suite e-Learning」のチュートリアルムービーを見る。(Photoshop cs、Illustrator cs、GoLive cs などのチュートリアルムービーが用意されている。先月中旬にオープンしたサイトだ。)Flash ムービーで公開していると聞いていたので、どういうスタイルで仕上げたのか興味があったのだ。ムービーを見るには、登録をしてIDとパスワードを発行してもらう。もちろん、お金はかからない、無料である。(登録には、名前や住所、その他アンケートなどの入力がある。)
まさか「Macromedia RoboDemo 5」を使って作成されているのでは‥ などと非常に注目していたが、どうやら違うようである。もしかして、Flash による手作りなのだろうか? だとしたら、かなり制作コストがかかっているのでは。(Flash をe-Learning 教材のオーサリングに使うのは、かなり面倒なのだ。)それとも、アドビ社の社内専用ツールでもあるのか。現時点では、販促のためのツールとして機能させているようだが、本格的なe-Learning サイトへ発展させていく、という意気込みを感じるので期待したい。
さて、本の付録CD-ROM に収録するチュートリアルムービーだが、来週あたりから徐々に始まる。‥ような気がする。(そうならないと、まずいか。)

写真:BOOK OFF 店内

3/15(月)晴れ

アテネ五輪女子マラソン代表のニュースで賑やかな1日だった。
原稿の編集作業が進む。膨大な量の原稿を書いてしまったので、編集部ではページ数にあわせて、内容を削ったり、分割したり、と大変なのだ。今まさに、そういう作業が進行している。やはり申し訳ない気持ちで一杯だが、過去‥このやり方で素晴らしい本が誕生しているので、今回も著者と編集者のケミストリーに期待していたりする。やや力みすぎの感があるが、FLASH というのは特別な意味をもつ商品なのだ。まぁ、その分、次に予定されている本は改訂版としての完成度を目指すだろう。手を抜くということではない、仕事人になるということである。
作業の合間、資料を探しながら最近購入したコンピュータ関連の書籍を整理していたら、「なぜ、これを買ったのだろう?」という本が数冊出てきた。あきらかに自分に必要な本ではなかったからだ。ただ、しばらくながめていたら納得、買った理由がすぐ分かった。要するに、猫の写真集とか、グラビアアイドルの写真集を買う感覚に近いのだ。誰でも、何となく目に入って、「なんかいいなぁ」と思って買ってしまう本があると思う。コンピュータ関連の本でも同様の心理で手にとってしまうものがある。それは、サンプルの絵が好みだったり、本のデザインが良かったり、と様々だ。本来の実技本としては、あまり役に立たなくても、お金を出して買ってしまう。逆に、あきらかに有益な本だと分かっていても、その他の要素(図版やサンプルなど)に物足りなさを感じ、未だに買うのを保留しているものがある。
書店へ行ったら、(前述した)「なんかいいなぁ」と思って買った本がコンピュータの棚だけではなく、アート・デザイン関連のコーナーにも置いてあった。しかも面出し。ここの売り場担当者は鋭い、と感じてしまった。

写真:プリントアウトした膨大な原稿

[来月下旬発売!を目指して、原稿の編集が進む]


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