FLASH GROOVE 3 Diary

写真:PowerBook G4のHD交換

1/4(日)快晴

今日は、PowerBook G4 のHD交換。
執筆作業のなかで、ソフトの検証なども増えてきて、本格的にMac OS X に移行することにした。10GBではあまりに危険なので、40GBのものに替える。交換作業の途中、トルクスドライバーという(星形の)特殊なドライバーが必要と分かり、大慌て。Appleのマニュアルには、すべての工程にプラスドライバーと書いてあったので準備していなかった。しかたなく、ホームセンターまで行き、買ってくる。
それにしても、ハードディスクは安くなった。まだまだ値下がりする感じだ。ハードディスクは必ず壊れる消耗品である。鉄の円盤が宙にういて高速回転しているのだから、いつかは疲労する。基本的に駆動部品はすべて壊れるという前提で考えないといけない。ハードディスクがこれだけ安くなってきたので、交換する費用の問題はそれほど大きくない。ためらう理由は、OSの設定である。これが、すごく面倒。周辺機器だけではなく、ソフトのカスタマイズ含めて、いろいろ作業がある。こんな面倒な作業は、休日でしか実行できない。
さて、いよいよ明日から仕事始めである。気持ちをリセットせよ、と自分に言い聞かせる。

写真:いざ北国へ!空港にて

写真:機内の様子

12/31(水)〜2004/1/3(土)

年末年始は、北国へ旅立つ。
この数日間は、まったくパソコンに触れることができない。だからWebサイトの更新もできない。ただ、ケータイ日記の更新は可能だ。携帯電話を使っているからだ。(‥と思っていたが、電波が届かない場所だったので結果的に更新できなかった。事後記録。)
飛行機のチケット予約は、いつもネットでおこなっているが、今回は試しにケータイ決済という方法を選んでみた。手続き後、ケータイにバーコードの画像が送られてくる。空港に行ったら自動チェックイン機の読み取り部にケータイをかざす、するとチケットが出てくる仕組み。ケータイに対応した機械は、まだ空港にしかないので、状況によっては不便だが、将来、クレジットカード並みの使い勝手が期待できそうだ。
私は、書店が好きなので、どんな街へ行っても時間があれば立ち寄る。滞在していた場所にブックオフの大型店舗があった。正月だというのに駐車場には車がいっぱい。コンピュータ関連のコーナーに行ってみる。ある、あるFlashの古本が。そう、だんだん見かけるようになってきたのだ。Flash MXの本だけで50冊近く出版されているのだから、あってもおかしくない。(自分の本はまだ見かけたことはないが、あったら若干、複雑な気持ちになるかもしれない。)Flash 3の本もあった。思わず資料として買おうかと思ったが、過去に買った記憶もあるのでやめておいた。本をパラパラめくりながら、Flashの進化についてあらためて驚いてしまう。数年で、GIFアニメと比較されていた頃のFlashとはまったく別物になってしまったのだ。これからFlashを学ぶ人たちは、今のFlashに怯えている。すごく難解なソフトだと思っているのだ。
この日記で、Flashとは関係ないプライベートなことを書いても意味がないので割愛しておこう。あっけなく2004年、とりあえず、謹賀新年。

写真:執筆作業(手書き)

写真:執筆作業(手書き)

12/21(日)〜30(火)

新スタジオ「monkeyish studio」の整備に追われる。予定外の小さな作業がどんどん発生してくる。よく考えたら当然の作業だった。計画の甘さに若干、落ち込む。
本の作業も平行して進めるが、スタジオの小仕事(雑用)に翻弄されてしまう。
現在、執筆中の本、予定ではすでに原稿アップしているはずだった。実は、1度完成間近まで進んでいたのだが、途中で書き直しを決断したのである。つまり、改訂版としてのアプローチは今回、通用しないかもしれないと感じたのだ。現在、店頭に並んでいる類書を見れば、一目瞭然。それまで一番乗りを狙う方向で動いていたのだが、もう少しユーザー(読者)側の視点で内容を練り直すことにした。
問題は期限である。キックオフのとき、出版社の担当さんから提示されたスケジュールは守らないといけない。だから、そうノンビリ作業しているわけにはいかないのだ。原稿を書く場合、通常ワープロ(パソコン)を使うわけだが、アイディアを練り直すときは手書きがいい。最終的にワープロ入力するので、プロセスが増え、結果的には手間になるのだが、頭の回転が違うのだ。なんといっても、力の強弱を使った運動感がある。私は、漢字が書けない人間だが、そんなことはかまわない。とにかく書き殴る。どうせ、最後はワープロ変換だ。実は、このワープロ入力は単なる文章のデジタル化ではなく、リライト作業も兼ねている。手書き原稿を推敲しながら入力するので、自然にリライトすることになる。無駄なようで、自分にとっては意外に洗練されているのである。
まぁしかし、こんなことをわざわざ日記のネタにして書くのは自分を”合理化”する行為。要するに、”言い訳”である。こういう事をやっていたので作業が遅れました、という話でしかない。ただ、このような葛藤、試行錯誤の記録は、後に生きてくる。1ヵ月後、ここの文章を読んで、どう思うか‥30日後の自分を試す意味で、記録しておく。

写真;KitKat DVDパックのパッケージ

写真;KitKat DVDパックのDVD映像画面

12/20(土)快晴

今日も引き続きデスクワーク、作業を進める。寒気で各地、大雪になった。九州でも初雪だ。幸い、関東は高い山々に守られて雪雲を防いでくれたようだ。
午後、資料受け取り。待ち合わせ場所近くのスーパーでDVD付きチョコレートを発見。とうとうお菓子にDVDまで付いたか、と感心してしまったが、驚いたのは価格だ。295円である。衝動的に2つも買ってしまった。2つ買っても、590円だ。(まぁ、2つ買う必要はないのだが。)KitKat というお馴染みのチョコレートにDVDと(なぜか)携帯ストラップが付いている。DVDには、岩井俊二が監修したショートフィルム「花とアリス」の撮影ドキュメンタリー16分が収録されている。
随分前に日経新聞に出ていたことを思い出した。これは、ネスレ コンフェクショナリー株式会社のKitKat が30周年ということで実施した非常に大規模なキャンペーンなのだ。ショートフィルム制作をここまで具体的に絡めたものはないだろう。以前、FLASH GROOVE 2で「Advertainmentを取り上げたが、このキャンペーンはその事例として捉えることができる。(但し、露骨なアドバテインメント作品ではなく、むしろ広告という要素を排除している。その代わりのお菓子DVDだと言えるのだが。)Advertainment(アドバテインメント)というのは、Advertising とEntertainmentの造語、つまり”広告+娯楽”ということだ。ネスレのサイトに「企業コミュニケーション活動へ積極的に活用されるショートフィルムブーム」(プレスリリース)という記述があったので参照してみてほしい。
企業サイトでショートフィルム本編を上映、お菓子に付けたDVDにはサイドストーリーを収録、そして来年、劇場版の公開という流れだ。ここまで大規模でなくても、FLASH で作られたショートムービーは、アドバテインメントではモテモテのコンテンツなのだ。持ち込み採用の可能性が高い企画だから、クリエーターの皆さんにはやり甲斐のある仕事になるはずだ。そして、個人が”作家”として映像やアニメーションを配信できるチャンスを提供してくれている。ブロードバンド特需とも言える‥

写真;スタジオから近いモノレール駅

12/19(金)快晴

引き続き、作業を進める。
新スタジオ「monkeyish studio」への交通手段はモノレールだ。ただ、運賃が高いせいか利用者が少ない。(朝夕は多いと思うが。)ここに来てまだ1週間だが、10人以上の利用者を見たことがないのだ。エスカレーターなども省エネモード、近づくと動き出す。駅を降りると、真っ暗。闇の世界。写真には遠くに灯りが写っているが、実際はぜんぜん違う。快速電車をうまく組み合わせて利用すれば、東京まで2時間弱。かかるのは交通費‥
私が定義する”スタジオ”というのは、仕事を達成するための環境のことである。仕事が終われば、スタジオも無くなる。今、進行しているプロジェクトは5月中旬までと予定しているので、このスタジオも6ヵ月間の契約だ。もし終わらなければ契約を延長する。
このプロジェクトの中には、クリエーターのワークスタイルを研究するというテーマも含まれている。ここで言うクリエーターというのは、グラフィックや映像などのデザインに限定していない。「自分の創作物が、それを欲しいとする人に提供される」というくらい広義なのだ。ビジネスマンから趣味人まで、学生、主婦、プロ、アマチュア等々、線引きはしない。なぜなら、マス向けではなく、10人、100人を相手にクリエイトするというワークスタイルが成り立ってきたからだ。
経済成長10%を20年続けてきた国は、世界には無い。日本だけだ。この驚異的な成長を支えたのは会社イズムといえるが、その構造が大きく変化している。10年後、終身雇用が機能している会社はどのくらいあるのか疑問である。”働く”ことの意味を考え直してみる時期がきたのではないだろうか。”好きなことを見つける”そして、”好きなことを仕事にできる環境を作る”。言葉で言うと簡単なのだが、そう簡単にやれることでない。「好きなことを仕事にする」というのは、ほんとに難しい。だから、まずは環境作りから始めないといけない。それが自分自身の決断や家族の理解につながるのだ。
スタジオ「monkeyish studio」は、そういうモデルとして記録できればと思っている。

写真;秋葉原のDVD自販機

12/18(木)快晴

今日は東京で会議。計16回も電車に乗る。夜になって、微熱、頭痛、鼻水‥風邪をひいたらしい。(このことはケータイ日記に散々書いたので割愛。)
会議の後、秋葉原に寄って書類を受け取った。帰り際、暖かいお茶でも飲もうと思い自販機の所へ。すぐ横に見慣れない大型の自販機があった。なんと! DVDの自販機ではないか。しかもアダルトDVDだ。こんな人通りの多い場所で利用する人がいるのだろうか?
‥と思っていたら、「あっ新作出てる、出てる」などとワイワイがやがや買っていく人たちが。恐るべし秋葉原。昼間なのに‥、他の街では考えられない。そもそもアダルト商品の看板があらゆる場所に‥こんなに堂々と置かれている街もないだろう。見方によっては、歌舞伎町を超えている。恐るべし秋葉原。
MX 2004から、ソフトの不正使用を防ぐために「製品ライセンス認証」が導入されたことは、ご存じだと思う。ところが、詳細については意外に浸透していない。ユーザー登録と混同しているユーザーもいるのだ。
まず、やること。ソフトをインストールしたら(インターネットに接続した状態で)認証する。ネット接続できないマシンは、電話で手続きしなければならない。この作業は絶対にやらないといけない。なぜなら、ソフトを起動させてから30日以内にライセンス認証をしないと起動できなくなるからだ。
1つのソフトを複数のマシンにインストール可能かどうか?
マクロメディア社のサイトには「第 1 ライセンスと第 2 ライセンスを同時使用しないことを前提に、2 台のコンピュータへのインストールが許可されている」と書いてある。つまり、「製品ライセンス認証」をおこなっていれば、2台のマシンへインストールすることは可能。但し、同時使用はできないということだ。だから、自宅にあるデスクトップマシンと持ち歩き用のノートパソコン両方にインストールして使い分けることはできるのだ。注意するのは、同じプラットフォームという制限。WindowsとMacの2台にインストールしても適用されない。要するに使えないのだ。
もし、新しいパソコンに買い替えてインストールし直す場合、このときは、ヘルプメニューの[ソフトウェアライセンスの送信]オプションでライセンス認証を取り消しておかないといけない。アンインストールしただけではダメなのだ。このあたりの作業は、面倒である。尚、認証後、マシンの識別子として生成されるハードウェアIDは、マクロメディアには送信されないそうだ。
さて、皆さんはこのライセンス認証の導入について、どう感じている?


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