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2002.11.27 今日から、ファーストプレイのデザイン作業。 基本的にはDVD用ですから、とにかくAfterEffectsにせまる超複雑で華麗なアニメーションを作りたいと思います。究極のムービークリップネスト化に挑戦します。Webでの流用については‥ まぁ、作業しながら調整していきたいと思います。とりあえず、抽象的な図柄を描いて、単純な動きをつけていきます。単純な動きだけど、激しく見せる。ヘンな言い方ですが‥あれを使います。 モーションパス‥です。 しかも、線に表情をつけます。微妙にグニャグニャな線にするということですね。これだけで、イメージした動きを演出できます。ムービークリップのネスト化とモーションパスが利用できることで、すごい効率化されるんですよ。まさに、これがFlashを使う理由です、と。
[モーションパスに秘密が‥] ここまでの制作時間は2時間です。短いような、そうでもないような‥。でも、他のアニメーションソフトなら、もっとかかります。例えば、AfterEffectsでも、もうちょっとかかるだろうなぁ。DVDの素材に、わざわざFlashを使うというのは‥効率化です。もちろん、内容によりますが。 今日、作業した分は、ファーストプレイ・アニメーションの1パーツでしかありません。どんどん複雑にしていきますので‥。 2002.11.29 ファーストプレイ・アニメーション制作中。 [バックグラウンドイメージ”生き物の戯れ”] 実は‥お馴染みのノイズテクニックは、まだ使っていません。モーションパスで近い効果をだしているんです。ストローク・バリエーション技法は講座でやったので、なんとなく分かると思いますが、グニャグニャな線に沿って動かしています。とりあえず、ここまで。 午後からは、また別件で外出‥。続きは夕方から。[ダウンロードページ]のアップは、夜10時くらいになりそうです。 2002.12.1 今日は、ACIDでアニメーションの音楽をつくる予定でしたが、もうちょっと動きの調整をおこなうことにしました。
[フレーム・バイ・フレームのアニメーションは隠し味] DVDのファーストプレイというと、CGアニメーションが多いですよね。会社のロゴを動かしたり、イメージキャラクターが登場したり。CGのリアル且つ濃厚なビジュアルは、今回やめたいと思って、シンプルなモーショングラフィックにしました。シンプルといっても、DVD用(ビデオ目的)なので‥
に挑戦してみたんですね。AfterEffectsにせまる〜というのは、ちょっとオーバーでしたが、完成までの制作時間(トータル)が4、5時間くらいなので、AfterEffects並に効率化できたことは間違いないでしょう。もちろん、絵柄がシンプルなので作業も早かった、とも言えるんですが。 [SWFファイル(54KB)] イメージは前に書いた通り、”生き物の戯れ”。二匹の動物がじゃれ合う、といった感じの動きを表現しました。アニメーションデザインのポイントは‥
‥です。今回は、とにかくモーションパスと回転。特に、回転にはこだわりました。パスも微妙にグニャグニャな線にして表情をつけています。これで、複雑な動きを一気に表現できるんですね。で、まぁ‥このように、やっていることは単純なので‥ 「ムービークリップをムービークリップで包みながら構築する」 という方法で進めれば、いくらでも前にもどって修正できるわけです。例えば、パスの線を取り替えるだけで、簡単に動きを変更できます。ちゃんとフローチャートを書いておかないと、混乱してきますけど。私は、いつも手書きなので、もうグチャグチャになってきて、ほぼ限界にきてます。今回作っているDVDには、ファーストプレイ・アニメーションの制作プロセスを収録しますので、どんなフローを書いているのかわかりますよ。 2002.12.3 ファーストプレイ・アニメーションのサウンド作業‥なんとか、終わりました。
ここまでは昨日やった。今日は‥
こんな感じです。今回使った音素材は‥
です。著作権のことがありますからね。ちゃんと記載して。 音楽と効果音の作業は早かったですね。やっぱりループシーケンサーは便利です。ACIDのトラックビュー(Flashでいえばタイムライン)にアニメーションを表示できますし、プレビューウィンドウでも確認できますから、シンクロさせるのは楽です。マウスでひたすらドラッグ、という作業。Flash でも、こういう感じで作業できたら、こっち系のクリエーターさんに支持されることは間違いないんですが‥。 ちょっと苦労したのが、最後のボイス。音声です。喋らせたい言葉が、素材集に収録されていればいいんですが、まぁ‥ほとんど期待できないでしょうね。今回は、単語をACID上でつなげました。ちなみに「音楽工房 Vol.3(SUPER VOICE 5000)」は、ボイスだけの音素材集です。 プレビューがとても早くて軽い、というのが有り難い。これは、ほんとに重要なことです。微妙なところで何度も何度も、調整していく作業ですから。こういうグラフィックベースのアニメーションなら、Flash とACID(MacならLive)でかなりのクオリティにもっていけますね。ほんとに、そう思いました。作業時間は2時間くらいです。この作業はきりがないですから、どこで終わらせるか、という問題。アニメーション制作が、4、5時間でしたから、トータル6、7時間という感じでしょうか。必死になってやれば、1日で作業できるということですねぇ。(私は持続力がないので、1日数時間のペースですね、やっぱり。)
完成版[15秒]は[ダウンロードページ]にもアップされています 整理してみます。
‥という感じです。補足ですが、制作時間の中にキャラクターのデザインのみ含まれていません。AfterEffectsにせまる〜というのは、言い過ぎましたが、Flashでもテイストを絞り込めば、かなり通用することが分かりました。 2002.12.6 今日も引き続き、DVD本編の構成作業。 Flashアニメーション(カートゥーン)におけるリップシンクのポイントは、いかに動かす枚数を少なくするか、ですね。3Dソフトで作った作品などは、口の動きがリアルすぎて気持ち悪いと言われていますよね。だから、コマを少なくして調整してる。ぜんぜん関係ありませんが、米国の(昔の)テレビアニメーションで、口だけが実写というのがありました。(ほんとにリップシンクにこだわってます‥。) 「Flash アニメーション・スタジオを設立する」制作日記は、(レポートチャンネルのようなものですから)基本的にナレーションしかありません。私が実写で登場しても面白味がないので、キャラクターに代わってもらおうと思ってます。そこで、ナレーションに口の動きをあわせる‥リップシンクの採用。方法は‥
などがあります。 Toon Boom Studio 2.0(最新バージョン)は、たしか53,000円。Flash MX並の価格です。趣味だとキツイですが、ビジネスでみたら、すぐに回収できる価格でしょう‥。(と、確信し、私はすでに買ってるんですが‥。)Flashでもやれるんです。コツがありますが。ただ、時間がかかるのと、修正が苦しい。この2点、仕事では想像以上に足を引っ張ります。「全部、Toon Boom Studioで作っちゃた方がいいんじゃないの?」という声も聞こえてきそうですが、
というのが私の理想なのです。逆な言い方をすれば、これができないと、黒字化にはつながらない。 もちろん、こういう効率化もあるんですが、現在はコンピュータが発達し、デジタルを駆使した制作が可能。オブジェクト指向的な考え方でアニメーション制作をしたい。この言葉にはそういう意味があります。 私は、教育業界にいて、いろいろ教材を企画してきました。この業界では、AUTHORWARE というオーサリングツールがほぼ標準になってるんです。マクロメディア社のソフトですから、知っている人も多いと思います。まぁ、価格が30万円近くしますからね、持っている人は少ないでしょう。 AUTHORWAREを使えば、フローチャートを組み立てながら、コンテンツを構築できるのです。最初は、面倒に思えますが、DirectorやFlash MXのオーサリングより、はるかに簡単です。(最初はほんとに取っつきにくいんですけどね。)マルチストーリーのあるアニメーションも作りましたが、混乱せずに作れる。フローチャートが基本ですから。Flash MXだと、すごく大変ですよね。ActionScriptで記述しながら、独自ツールを作っていかないとダメですから。つまり、作品をつくりながら、オリジナルツールも開発していくという‥。 でも、こういう考え方は、教育では重要なことです。米国のデザイン学校では、1年次にアルゴリズムを勉強しますよね。デッサンや色彩構成などと同じように。例えば、Photoshopでこんな表現を実現したいと思ったら、オリジナルのフィルタを作るんです。「Photoshopには、こういう機能がないから、この表現をやめよう」とは、ならない。表現のためにプログラミングもやるという発想です。日本の学校は、絵描きとプログラマーを最初から分けていますけど。 話をもどしましょう‥
を現実的な手法として動かそうと思っています。余裕があれば、ActionScriptによるツールも取り入れたいと考えてますが‥。この話題は追々していきましょう。絶賛したAUTHORWAREですが、どんな感じで制作するのかムービーを用意しましたのでご覧になってください。
[Flashムービーを見る] もしかしたら、「難しそう‥」と思われるかもしれませんが、そうではないんです。他のオーサリングソフトでは、受講者のビヘイビアトラッキング(行動追跡)できる教材をこんなに簡単に作れませんから。あっ、これは教育業界の話ですからね。 |
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