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緊急レポート:plasmaによるセルタッチ・アニメーション制作

同じようなプロセスで、2つ目のFlash ムービーを作成しました。今度は、手描きでは難しい形状にしてみました。リングの内側の波ですね。難しい形状といっても、設定するだけの操作なので、1つ目の作品より簡単でしたが‥。波打つアニメーションも数値設定しただけです。

150KBあります、表示されるまでお待ちください]
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下の写真を見てください。左がムービーサイズ100%の表示です。320 x 240 ピクセルで作成しています。データサイズは、150KB です。ちょっと大きいですね。右の写真は、ディスプレイ一杯に表示したものです。1,600 x 1,200 ピクセルの大きさになります。この大画面のアニメーションなら、150KB はかなり小さいと思います。しかも、高画質のままです。Flash 内で工夫すれば、データサイズも 100KBくらいまで小さくなります。

写真:どんなに大きく表示してもデータサイズは変わらない

ベクトルグラフィックによるWebアニメーションには、解像度に依存しないという大きなメリットがあります。これは、この講座で何度もお話してき他メディアへの変換にも威力を発揮します。plasma のカトゥーンシェーディングによってレンダリングされた絵が最も適していることも重要です。

plasma でモデリング、光源、カメラ、アニメーションの作業。Flash アニメーションとして最適化されるように、何度もレンダリングの感じをチェックします。Flash レンダリング設定の[出力]-[ファイルタイプ]を[画面のみ]にしておくと、レンダリング結果を仮想フレームバッファに表示してくれます。ファイルとして保存されませんので、試行錯誤がしやすくなります。

画像:plasma の作業

Flash MX に読み込んで、キーフレームを編集します。読み込んだデータは、キーフレームの固まりになっていますので、いろいろ試しながら調整していきます。ここでも、試行錯誤です。(分解すれば)特定の絵だけ色を塗り直すこともできますので、工夫次第では面白い効果を作り出すことが可能です。

画像:Flash MX の作業

相性も操作性も良好なので、plasma と Flash MX があれば誰でも同じような作品ができますね。相性の良さというのは、とても重要です。ただ、クリエーターの皆さんが、互いに同じような作品をつくってしまうのは避けられないと思いますので、どう差別化するか‥。

まず、データサイズをどれだけ軽くできるかということです。plasma で魅力的な3Dアニメーションを作成しても、Webアニメーションとして理想的な再生ができるかどうか。それから、フレームアニメーションをどう崩して、トゥイーンアニメーションと融合させるか。いずれにしても、これらの作業はFlash MX でおこないます。そう考えると、Flash ユーザーがplasma を習得する、というパターンの方が有利かもしれませんね‥。

画像:Flash で試行錯誤をおこない魅力的な作品に仕上げる

「ザ・シンプソンズ」(シンプルなコミックタッチ)のようなアニメーションであれば、plasma と Flash MX の連携作業によって夢が大きく広がります。 建物や乗り物、自然などをモデリングし、カトゥーンシェーディングでレンダリング、Flash に読み込んで、環境クリップのバンクとして管理していくのです。

ベクトルグラフィックによるWebアニメーションの場合は、 パソコンのCPUに依存するわけですから、計算を複雑にしないことが重要です。リミテッドアニメーションが適していることは言うまでもありません。 つまり、動画の数はそれほど必要としません。3Dソフトの場合、いくらでも動画を増やせますが、今回はWebアニメーションですから、制限付きで考えていきます。

試しに‥640 x 480 ピクセルくらいの表示で、56Kモデムのナローバンドユーザーにもストレスなく見てもらえるWebアニメーション、というレベルで進めてみましょう。

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第3回「ウェブアニメーションの可能性」[2002.7.16]

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