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「下の画像はペイントソフトで描いたビットマップグラフィックです。」 方法は説明するまでもありませんが、アンチエイリアスをオフにしているだけです。パブリッシュ設定で、品質を「低」にするだけ。下のSWFファイルは、前のページと同じものですからデータサイズは「30kb」です。アンチエイリアス処理は、Flash Player のお仕事ですからデータサイズには影響しません。 アンチエイリアスというのは、色の境界に中間色を発生させてジャギーを目立たなくさせるという、わりとヘビーな計算を強いるものです。ですから、アンチエイリアスをオフにすると負担がグッと減り、描画速度が上がります。品質を「自動」にしておけば、Flash Player が負荷に合わせながらアンチエイリアスをオフにしたり、オンにしたり調整してくれます。ただ、突然、絵がギザギザになるのは”みっともない”ということで、描画速度に影響してもいいから品質は常に「高」、としているサイトが多いようですね。 デザイナーという人たちは、ほんとにすごい。このアンチエイリアスを利用して「ビットマップ・リミックス」という表現方法を取り入れたんですね。絵はベクトルでアンチエイリアスをオフ、文字はアンチエイリアスの効いたビットマップを使う等、通常とは逆の発想で、効率の良い”軽くて”迫力のある大型ムービーを作っているのです。 さて、まとめです。ベクトル(vektor)というのは、大きさと方向をもつ量です。ベクトルグラフィックというのは、描画情報を保持している数値データの固まり。デジタル指向のグラフィックなんですね。現在のベクトル系グラフィックソフトは、高機能化し、ペイントソフトのように使えますが仕組みは変わりません。ちょっとだけ、ベクトルの特性を理解しておけば、Flash の使い方も変わってくるのです。
上記が今日のポイントです。ストロークバリエーションで触れていませんでしたが、ロイヤリティフリーのクリップアート(EPSデータ)を「Expression 2」に読み込んで、水彩や墨絵タッチに変換して、Flash で使用する等、2次使用のテクニックもあります。まだまだ、「ベクトルグラフィックの不思議」は続きます。とても奥深い内容なので、アニメーション解説のときもお話したいと思います。 * |
![第1回「ベクトルグラフィックスの不思議」[2002.4.22]](../images/lecture1.gif)
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